(番外編)

北海道の屋根「大雪山」、そしてその奥座敷といわれるトムラウシ山を目指す、避難小屋・テント泊の縦走に挑戦。   
咲き乱れるお花畑と雪渓、そして氷河時代の生き残りのナキウサギ(天然記念物)の声と姿を楽しみながらのトムラウシ山登頂!
NPO法人NEOS(北海道山岳活動サポート)主催の「のんびり大雪5日間」に参加して実現!!
北海道の屋根
「大雪山」の縦走(1)

(トムラウシ山頂上にて)04/08/08
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「のんびり大雪5日間」
    の行程

1日目(08/05):
  札幌駅→大雪高原温泉登山口
  緑岳→白雲岳避難小屋(泊)
2日目(08/06)
  白雲岳→高根ヶ原→忠別岳→
  忠別岳避難小屋(泊)
3日目(08/07)
  五色岳→化雲岳→ヒサゴ沼避難
  小屋(泊)
4日目(08/08)
  トムラウシ山→ヒサゴ沼避難小屋
5日目(08/09)
  五色岳→五色平→沼の原→
  クチャンベツ登山口→札幌駅


左端は、NEOSの樋口さん
北海道の屋根、大雪山の奥座敷に鎮座する「トムラウシ山」は、憧れの山であるが、並たいていではいけない山!というのがこれまでの感じでした。
ところが、NPO法人NEOSの「山岳活動サポート」が主催する「のんびり大雪5日間」は、
1、山小屋またはテント泊であるが、朝ごはん・夕ご飯をスタッフが準備してくれる。
  行動食と昼ごはんだけ用意持参すればよい。
2、テント等は、スタッフが持参し設営までしてくれる。
  自分の寝具だけ準備持参すればよい。
3、参加人数が少人数であるのと、スタッフの人数が多い。
  今回は、参加人数15名に対しスタッフが7人の体制で実施された。
4、何といっても、タイトルどおり「ゆっくり・・・」を基本にし、私たちのような体力でも安心
  して参加できる。
これが、NEOSの企画の特徴であり、「これなら、私たちにでも・・・・」ということで、参加をした。
■大雪山縦走コース(1)(登山口から忠別岳避難小屋まで)
 登山口(大雪高原温泉登山口)
   大雪高原温泉登山口は、大雪ダムの奥国道273号からヤンベ分岐で温泉に向かう。層雲峡温泉から
   約26km車で1時間のところである。
   温泉(大雪高原山荘)とヒグマ情報センターそして森林パートロール高原事務所があり、パトロール事務所
   に登山手続きを行い、事務所脇から登山口に向かう。
 緑岳(松浦岳)そして「白雲岳避難小屋」へ
   登山口から針葉樹林の林、アカエゾ松の、ダケカンバそしてハイマツと変わり、第一お花畑・第二お花畑に
   着く。チングルマは花を終わり綿毛になっていたが、その群落の素晴らしさに疲れを忘れる。
   緑岳の頂上は「ガス」がかかり、残念ながら展望はきかなかったが、第一峰を征服した満足でいっぱい!
   緑岳から小泉岳に向かう途中から左に折れ、ヤンペタップ沢の源頭から雪渓を渡ると小屋の下部に出る。
お花畑いっぱいのチングルマの綿毛 緑岳をバックに! 緑岳の頂上にて
【今回利用した「避難小屋」】
白雲岳避難小屋 忠別岳避難小屋 ヒサゴ沼避難小屋
 白雲岳から根ヶ原、忠別岳そして忠別岳避難小屋へ
   白雲岳避難小屋から、白雲岳に向かった。登山道が十字に交差する白雲分岐に着く。
   白雲分岐からは、目指す白雲岳、小泉岳をはじめ黒岳方面の山々が展望される。
   分岐から、避難小屋への道からは、根ヶ原、忠別岳そして今回の目標である、トムラウシ山が見える。
   白雲岳避難小屋からの尾根歩き(根ヶ原)は、三笠新道分岐を超え平ヶ岳までは、花いっぱいの道。
   忠別沼で一息後、ハイマツ林を縫いながら忠別岳頂上に着く。西側が崖になっている高感度を感じる山。
   頂上から五色岳方向に向かうと、間もなく避難小屋が見える。しかし、小屋に到着するまではハイマツ林を
   越えてなかなか着かない。疲れた身体には堪えたころ、避難小屋に着きホッとする。
白雲分岐、後方は烏帽子・黒岳・凌雲岳 白雲岳頂上 避難小屋・根ヶ原、遠くにトムラウシ山
根ヶ原にて、忠別岳を望む 忠別沼、ワタスゲが咲いていた 忠別岳の頂上

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