■田代山・帝釈山の登山コース
※登山日:2004年7月3日(土) 天候、快晴
※登山口へのアプローチ
国道352号線(会津街道)沿いの「舘岩村」から湯ノ花温泉方向
に左折する。湯ノ花温泉を超え田代林道を更に15kmほどの、登
山口駐車場(南登山口)に着く。チョッと手前に北登山口がある。
前日夜自宅を出て、夜11時ごろ登山口に着き、そのまま車中で
仮眠する。先着の車は2台ほどあった。
下山時(11時30分頃)には、数十台駐車できる南北の両駐車場
から車があふれ、路上に駐車するほどであった。
※登山コース(登山口から田代山まで)
駐車場のはずれに「田代山登山口」の案内板があり、そこから入
ると、古い冷蔵庫があり、登山届書入れになっている。
登山道を上り始めて間もlなく「水場」の案内がある。
ここからは、木の根を掴みながらの急登が続く。1時間ほどで木
道が現れる。小田代湿原である。わたすげ・咲き終わったちんぐ
るまの綿毛が一面を覆っている。小さな湿原であるが、花いっぱ
いの湿原であり、田代山がきれいに見える。
小田代湿原を超えると、500mほどで田代山頂の一角に出る。
広い湿原が広がり、池塘には周りの木々がきれいに映り、高山
植物の花々が咲き乱れている。
|
※登山コース(田代山から帝釈山そして下山)
田代山頂のはずれにある「避難小屋」の裏手から帝釈山に
向かう。一旦、鞍部に下り主稜線の北側をトラバースしていく。
明るい平坦地を過ぎると帝釈山への最後の登りとなる。針葉
樹林を抜け、最後の岩尾根を岩に掴まりながら登ると頂上。
田代山避難小屋から1時間20分ほどの時間がかかった。
頂上からの展望は素晴らしく、南会津の山(会津駒ケ岳・三
岩岳等)・尾瀬の燧ヶ岳・日光連山・那須連山と時間を忘れ
るほどである。
しかし、頂上は、虫が多くて休憩しながらの食事には不向き
である。我々も、素晴らしい景色を見ながら「食事を!」と思っ
たがあきらめ、田代山に戻って木道沿いで太陽の光りを浴び
ながら、気持ちよく食事を取った。
下山は、同じコースを戻るが、急な道は疲れた脚には堪える。
十分注意しながらの下山が必要だ。
登山口近くの「水場」で、喉を潤し、顔を洗うと生き 返った気分
になる。
ここからは、登山口まで数分で着く。
帰り道の登山道の運転には十分注意をしたい。
湯ノ花で温泉に入るも好し、そばを食するのも好い。
|